TapLogのブログ

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【感想】転職のきっかけを作ってくれた山田ズーニーさんの『おとなの進路教室』に関して

山田ズーニーさんの『おとなの進路教室』に関して

この記事では、山田ズーニーさんの『おとなの進路教室』について紹介します。

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おとなの進路教室。 (河出文庫)

おとなの進路教室。 (河出文庫)

 

 

1.読んだ感想

 会社の後輩に勧められ、山田ズーニーさんの『おとなの進路教室』に出会うことができました。

自分の未来や現状の仕事に不安を感じているけど、どんな仕事が自分にいいのか悩んでいる

そんなあなたにおすすめの本です。

 

自分らしい進路を切り拓くにはどうすればいいか、読みながら“考える”コラム集となっており、

 仕事に対する自分の姿勢はどうだろう?と考えるキッカケをくれた本です。

 

この本を読んでいる当時、私は働いていた仕事に対して、

「今の環境に強い不満はないけどこのままでいいのか、自分の本当のやりたいことは何なのか...」

とモヤモヤとした気分で日々を過ごしていました。

みなさんもこうした気持ちになったことありませんか?自分は結構ありました。笑

 

そんな時にこの本と出会い、印象的だったのが、

『意志ある選択が人生をつくる』

 

『やりたいことは「人とのつながりの中にある」、人とつながりたいなら自分の中にあるものを出して表現するしかない』

 

『「なんだかわけがわからないけど面白い」モノは常に自分の枠組みの外からやってくる』

 

『あなたのスケジュールに出逢いを呼び寄せる空白はあるだろうか?』

引用:『おとなの進路教室』より

というフレーズの数々でした。

 

仕事の忙しい時期が続いていて、自分の視野が狭まっている、広げたいと気がつくことができました。

皆さんは、なんとなく毎日を繰り返し、いつも通りに安心する。

普段と変わったことをしてはいけないと支配されていませんか?

私はこの本を通じて、当たり前かもしれないですがやりたいことは待ってても見つからない、いろんな人とのつながりの中にあるので当たり前を崩さないといけない!

何かをカタチにして、人に見せてつながりは始まるんだ!と思うようになれたのです。

 そこから自分は、インターネットという素晴らしいモノが身近にあるのだから、

自分のやりたいこと(WANT)をすぐ探しに行こうと行動に起こすこととなったのです。

 その結果、紆余曲折ありましたが新しい会社で働けることが決まったのでこの本に感謝している限りです。

 

 


話は変わって、皆さんは働く/仕事に対してどのような定義を持っていますでしょうか?

 

山田ズーニーさんの仕事の定義は「人にお金を支払ってもいいと思うレベルまで喜ばせること」です。

 身内でもない一人の他者をどのような形で喜ばせられるのか?あなたの行為でお金を取ることができるのか?

 そうしたことを考えて仕事を考えるべきだと語っており、改めて目を見開かせられました。

昔から自分は何に熱中し、何をしたら人に喜んでもらっていたのか。

ふと、考え直すきっかけをもらい、転職活動でもそれが軸となりました。


2.山田ズーニーさんとは

 

山田ズーニーさんをインターネットで調べると、下記情報が出てきます。

 

岡山県出身。ベネッセコーポレーションに入社し、進研ゼミ小論文編集長として高校生の考える力・書く力に16年尽力し、その後独立。 

現在はフリーランスとして大学・企業などで書く力・表現力・考える力・プレゼンテーション力の教育を展開。

 ・・・
 
 「ズーニー」とはカシミール語で「月」という意味で、北インドカシミール地方を旅したときに地元の人につけられた名前である。』

 

私はインドカシミールにも行ったことがあるのですが、ズーニーという意味は初めて学びました笑

 次は「おとなの小論文教室。」を読んでみようかなと思います。

3.まとめ 

この本は、

自分らしい進路を切り拓くにはどうすればいいか、読みながら“考える”コラム集

であります。

よくある自己啓発本とは違い、筆者の経験や読者のメールをもとに「考えの深め方」をアドバイスしてもらえます。

どうして自分はうまくいかないんだろう?どうすればうまくいくんだろう?

といったモヤモヤを解決するヒントをくれる本です。

同じような境遇を持たれている方にはすごくお勧めの本です。

 

インド時代を思い出してカレーを食べたくなりました。笑

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。